IWGP 燃える新年!



いつも雑草ポエムを閲覧してくださっております皆様方…
新年 あけましておめでとうございます。
昨年中は大変お世話になりましたが、本日より雑草ポエム(2011)を再開させていただきますので、本年もお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。
=========================
【雑草ポエム 第455話】
私は昨日(4日)、『レッスルキングダムV』と銘打つ新日本プロレスのIWGP東京ドーム決戦を、弊社同部署の若い衆を引き連れましてアリーナ席にて共に観戦し、年甲斐もなく雄叫びをあげて参りました。

この『IWGP(インターナショナル・レスリング・グランプリ)』とは、1981年当時の社長、アントニオ猪木氏が『世界に乱立するタイトルの統一』という途方もない夢を提言し、後にタイトル化され、1983年6月に行われました第1回大会を皮切りに現在まで続いているという、新日本プロレスの歴史的ビッグイベントでございます。

↓開場したばかりの閑散としたドーム内。
プロ野球開催時の雰囲気とはえらい違いでございます。

↓グッズ売り場は仮設的で、担当スタッフも寂しそう。
パンフ1冊2千円では、いくらなんでも高すぎまんがな!

↓売り娘の可愛いオネイちゃんが、何度も何度も私の所へ来ましたので…
『ん…? もしかして、オレに気があるのかも…(←ないない)』

↓男性特有の『勘違い』から、思わずビールとおつまみを購入(汗)

↓満員に膨れ上がりましたドームの中に、いよいよ試合開始のゴングが鳴り響きました!

↓獣人・サンダ―ライガー選手の入場です!

↓復活・天山vs悪役・飯塚との戦い!

↓永田の踏ん張りに場内はどよめき…

↓そしてメインはIWGPヘビー級選手権

↓前回王者 小島 聡の入場。

↓挑戦者 棚橋 弘至の入場。

↓21分の激しい攻防の末、挑戦者の棚橋選手がIWGPヘビー級の新王者に輝きました。

以上、現場からでした!
=========================
思い起こしますれば、私が大学へ進学したばかりの時…
1984年6月14日に行われました『IWGP第2回大会』を、懐かしの蔵前国技館で生観戦して以来、実に27年振りの『IWGPヘビー級王座決定戦』を生観戦することができました。

が、しかし…
当然のことながら、時代はすっかり変わってしましました。
舞台は老朽化が進んでおりました蔵前国技館から、世界のビッグエッグ(東京ドーム)へ移行し…
観衆も1万人そこそこから、毎年5万を超える大観衆を呼び込むことにも成功し…
音響効果やライトアップ等による過剰な演出効果も昔の比ではなく…
選手の技やスピード・パフォーマンスも現代的で素晴らしい…

しかし… しかし…
私は27年前のように、どうしてもハートが熱くならんのです。
1983年の第1回大会で、不覚にもハルクホーガンのアックスボンバーをエプロン越しに喰らってしまい、そのまま救急病院に搬送されたアントニオ猪木のリベンジマッチとなりました第2回大会を、手に汗握って『イノキ・ボンバイエ!』と、蔵前の現場で声が枯れるまで叫び続けていた…、あの日の燃えたぎった魂にならんのですわ。
現代のプロレスラーには、カリスマ性など微塵にも無く。
空中戦法が主体という、単に見せ掛けだけのマジックレスラーでは、我々のようなオールドファンは納得することができませんし、現に5万人もの観客も比較的静かに観戦している姿が、私には信じられないのでございます。
燃える闘魂、アントニオ猪木。
今の日本人に、あの目の輝きで巨大なアメリカに向かって行ける勇敢な人間がおりますか?
27年前の蔵前国技館!
この中の桟敷席に19歳の私がおりますが、この時の燃えるアントニオ猪木の目を未だに忘れることができません。
動画を添付いたしますが、まるで現代のアメリカと日本の関係のようなゴング前のワンシーン。
プロレスに興味のない方でも、猪木とホーガンのこの駆け引きをご覧になられて、何かに気が付くことと思います。
無敵のハルクホーガンに向かって行った、あの日の猪木の熱い魂を、その後の我が人生に活かしたということは、今更申すまでもございますまい。
イノキ・ボンバイエ! イノキ・ボンバイエ!
今年は19歳の時に培いましたこの魂で、待ち受ける数々の苦難を乗り越えて行こうと気合いを入れ直し、新年イッパツメの雑草ポエムとさせていただきました。
今年は燃えるぜ!
ダァーーーーッ!
by 桜川
スポンサーサイト