FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

かえらなかった時計屋さん

【雑草ポエム 第662話】

大時計と年老いた男性を連想いたしますと、必然的に『大きな古時計』という名曲の切ないメロディーが頭の中に流れてきます。

不思議なものでございまして、年老いた男性…すなわち『おじいさん』と古時計というイメージはピタリと当てはまるのですが、『おばあさん』と古時計というものを、なぜか私にはイメージすることができません。

『男』とは、『田』んぼに『力』と書かれる通り、天から与えられた『力』で農作業(力仕事)をこなし、家族(女・子供)を外敵から守り、そして養うがために生を授かった生き物でございます。

力を振り絞って働いてこそ『男』であり、働けなくなったら『死』を意味すると申し上げても過言ではございません。

大きなノッポの古時計とは、まさに働き続ける男性自身であり、古くなった大時計が動かなくなった有り様は、役目を終えて死んでしまう男性(おじいさん)そのものでございます。

1313607541.jpg


時計とおじいさんに纏わる歌といたしまして、私の中で流れ続けるもう一つの名曲がございます。

それは、『かえらなかった時計屋さん』というタイトルでして、今から約35年ほど前に某番組で放送されていた懐かしい歌。

その当時は子供故に、何の気無しに聴き流しておりましたが、こうして歌詞を書き下し、改めてじっくり目を通してみますと、その時に感じ得なかった感動と哀しみが込み上げて参りました。

=========================
『かえらなかった時計屋さん』 作詞:小橋洋司 作曲:かまやつひろし


町のはずれの時計屋さんは とってもやさしいおじいさん
町一番の働き者で 朝から晩まで時計の修理
ついでにおもちゃもなおしてくれる
パパがぼくらに教えてくれた おじいさん むかしは強くって
高いビルでもひとっ飛び 正義の味方だったのさ
だけど今ではノラ犬と かけっこしても負けちゃうよ


ある朝 大きなロボットが おじいさん探しにやってきて
むかしの勝負をつけようと お店の中で大暴れ
おじいさん ペコペコあやまった
とくいになった大きなロボット なかまをいっぱい呼んできて
わがもの顔で大騒ぎ おまわりさんも手が出ない
町のみんなの大ピンチ そこへおじいさん飛び出した


納屋から小さなカバンを出して メガネをはずしてマントをつけて
悪いロボットやっつけた 最後に大きなロボットと
一対一の大決闘だ
おじいさん 力をふり絞り あいての胸にしがみつき
そのまま遠くへ飛んでって 2度と帰ってこなかった
町に平和は戻ったけれど ぼくらのおもちゃは壊れたままさ
=========================


私が覚えておりましたのは、3番の『おじいさん 力をふり絞り~♪』という部分からでしたが、これは同じ男性といたしまして、最期の大仕事を成し遂げようとする男気と、『おそらくそのまま死んだであろう…』と連想させるラストの歌詞に感動していたのではないか…と思っております。

高齢化が進み、これからは街に年寄りが溢れ返る時代になりますが、教えられることも多々あり、年寄りは大切な宝でございます。

こうした感動を与えるような歌が、現代の子供達の胸にも届く事を切に願っております。

子供達のオモチャが壊れたままにならないように…。

by 桜川

スポンサーサイト
プロフィール

桜川 久慶

Author:桜川 久慶
雑草ポエム、書籍化することができました。

カレンダー
10 | 2018/11 | 12
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最新記事
最新コメント
リンク
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

カテゴリ
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
QRコード
QR
フリーエリア
オセロゲーム

フィリピン留学
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。