力士になれ！

【雑草ポエム　第４６４話】

力士とは…

桃色の若い巨人

不動の平衡が出来上がり

やがて足がからみ

やがて帯と肉の間に指がもぐり

まわしの下がりが逆立ち

筋肉が膨れ上がり

足が土俵に根を下ろし

血が皮膚に上り

土俵一面を　鮮やかな薄桃色に染めるもの…



昨年逝った、土俵の鬼（初代 若乃花）が残した言葉は重かった。

『貴様ら　相撲取りになるな　力士になれ！』

現代の師匠（親方）は、１００人の相撲取りを産出できても、１人の力士を育てることができていない。

そこに、根本的な問題があるのでは…と思っております。


私は…日本の国技たる相撲道を、心の底から愛しております。

力士が存在する限り、誰が何と申しましょうと…

相撲道を見限るようなことはいたしません。

ｂｙ　桜川


追記…（私にメールを送信された方々へ）
大相撲ファンであることをＨＰ等で公にしている私に対し、数多くの嫌がらせメールが届いておりますが、コソコソと隠れて人をイジメているくらいであれば、こうしたコメント欄に堂々と自らの名を公表し、御意見を存分にお書きになられてはいかがでしょうか。