五右衛門の親心
【雑草ポエム 第638話】
『石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ』
これは、天下の大盗賊『石川五右衛門』が京都の三条河原処刑される時、自ら詠んだと云われる辞世の句でございます。
先日、私は日帰り温泉におきまして『五右衛門風呂』と銘打つ丸い釜の形をした一人用の風呂がございましたので、試しに浸かってみることにいたしましたが…。
熱めの湯に肩まで浸かっておりますと、この形で処刑された(であろう)石川五右衛門という伝説の人物を思い出し、生きたままでの『釜茹での刑』とは如何にも残酷、さぞや熱かっただろうな…と、思わずしんみりしてしまいました。
石川五右衛門とは『鼠小僧次郎吉』と同じく、大盗賊でありながら悪の権力者しか相手(盗み)にしない『義賊』でございましたので、庶民のヒーロー的存在として知れ渡る様になったそうでございます。
石川五右衛門についての様々な伝説は云うに及ばず…
しかしながら、私が熱い『五右衛門風呂』に浸かりながら思い出しておりましたのは、昔見たことのある1枚の絵でございました。
↓それは、五右衛門が煮えたぎる油で釜茹でにされているシーンでございます。

五右衛門は、家族(母親や子供達)もろとも処刑されてしまうのですが、自分が息絶える直前まで、幼い我が子を持ち上げて(熱い思いをさせないよう)助けようとしている必死の姿が、ここに描かれております。
鼠小僧次郎吉と同様に、大泥棒の大犯罪者でありながら、なぜ現世にまでも長くヒーローとして語り継がれている本当の理由というものが、私はその絵を思い出しながら理解できたような気がいたしました。
忘れかけられている、親としての本来の姿…
TVや新聞の報道に目を向けますと、連日のように(親による)幼児・児童への『虐待』という文字が、当たり前のように打ち込まれている昨今の親子関係。
溺愛しすぎて、骨無しのコンニャク人間に育ててしまう馬鹿な親も多くなりましたが、親であるという心を持てず、いつまでもチヤホヤされる『女』でいたい…という身勝手な理由だけで、大切な幼き我が子を蔑ろにし、ストレス発散の捌け口にするなど言語道断!
そんな連中こそ、釜茹での刑に処されてしかるべきだと思います。

いや…
それでもパチンコに夢中になり、室温100度を越える炎天下の車内で死んでいった赤ん坊の苦しみを思いますれば、釜茹での刑などでは甘すぎやしませんか。
昨今のお若い気分のママさんたちよぉ。
by 桜川
『石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ』
これは、天下の大盗賊『石川五右衛門』が京都の三条河原処刑される時、自ら詠んだと云われる辞世の句でございます。
先日、私は日帰り温泉におきまして『五右衛門風呂』と銘打つ丸い釜の形をした一人用の風呂がございましたので、試しに浸かってみることにいたしましたが…。
熱めの湯に肩まで浸かっておりますと、この形で処刑された(であろう)石川五右衛門という伝説の人物を思い出し、生きたままでの『釜茹での刑』とは如何にも残酷、さぞや熱かっただろうな…と、思わずしんみりしてしまいました。
石川五右衛門とは『鼠小僧次郎吉』と同じく、大盗賊でありながら悪の権力者しか相手(盗み)にしない『義賊』でございましたので、庶民のヒーロー的存在として知れ渡る様になったそうでございます。
石川五右衛門についての様々な伝説は云うに及ばず…
しかしながら、私が熱い『五右衛門風呂』に浸かりながら思い出しておりましたのは、昔見たことのある1枚の絵でございました。
↓それは、五右衛門が煮えたぎる油で釜茹でにされているシーンでございます。

五右衛門は、家族(母親や子供達)もろとも処刑されてしまうのですが、自分が息絶える直前まで、幼い我が子を持ち上げて(熱い思いをさせないよう)助けようとしている必死の姿が、ここに描かれております。
鼠小僧次郎吉と同様に、大泥棒の大犯罪者でありながら、なぜ現世にまでも長くヒーローとして語り継がれている本当の理由というものが、私はその絵を思い出しながら理解できたような気がいたしました。
忘れかけられている、親としての本来の姿…
TVや新聞の報道に目を向けますと、連日のように(親による)幼児・児童への『虐待』という文字が、当たり前のように打ち込まれている昨今の親子関係。
溺愛しすぎて、骨無しのコンニャク人間に育ててしまう馬鹿な親も多くなりましたが、親であるという心を持てず、いつまでもチヤホヤされる『女』でいたい…という身勝手な理由だけで、大切な幼き我が子を蔑ろにし、ストレス発散の捌け口にするなど言語道断!
そんな連中こそ、釜茹での刑に処されてしかるべきだと思います。

いや…
それでもパチンコに夢中になり、室温100度を越える炎天下の車内で死んでいった赤ん坊の苦しみを思いますれば、釜茹での刑などでは甘すぎやしませんか。
昨今のお若い気分のママさんたちよぉ。
by 桜川
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