大学のブランド

本日の雑草ポエム
タイトル
『 大学のブランド 』
あれはいつ添えでしたか…
テレビで亜細亜大学野球部の学生たちの生活が紹介されていたのですが、彼らはなんと火曜日以外は全て野球の練習に費やされており、火曜日のみが唯一授業を受ける日になっているという事実を知りました。
しかし…
考えてみますれば、大学とは一体何なのでしょうか。
かのミスタージャイアンツこと 『長島茂雄氏』 が、大学に入るまでは和英辞典の存在を知らなかったという笑い話がございますが、これは長島氏が野球で成功したからこそ笑えるわけでありまして、プロ(巨人軍)に入れなかったり、プロに入っても数年でダメになっていたとすれば、笑い話どころではなく、ある種の悲劇になっていたと思います。
ほとんど勉強をすることなく、野球漬けでいいのでしょうか?
以前 ある雑誌が 『消えたJリーガー』という特集を組んでいました。
Jリーグに入ったものの、殆ど試合に出ることなく退団した選手のその後を追った記事だったのですが、多くの選手が学校で知識を学ばず、サッカーしかしたことがないために かなりの苦労したようでございます。
就職したくても応募の仕方が解らなかったり、当然ながら資格なんて何も取得していないわけですから、かなり苦労して就職先を見つけた過程が書かれておりました。
恐らく野球界でも同じような事が起こっていることと思います。
そもそも、日本の大学の多くが 『教育機関』 として機能していないのではないでしょうか。
大学を巡る問題は 単に学生がどうとか、運動部がどうとかというだけではなく、大学全体及び受験する学生や親にも波及する問題だと思っております。
タレントの広末涼子さんが、早稲田大学を中退した時に頭の悪そうな芸能レポーターが『広末さんにとって大学って何なのですか!』 と叫んでおりましたが、彼女だけでなく多くの人にとって大学とは ある種のブランドになっているのでしょう。
教育機関としての側面よりも、履歴書を飾るためのアクセサリーとしての側面が強いのではないでしょうか。
『ゆとり教育』を巡りまして、その教育方針が今でも揺れに揺れておりますが、多くの中高生は大学受験のための勉強を強要されています。
馬鹿な大人どもが雁首を並べ、教育方針とやらを偉そうに議論する前に、まずは『大学のあり方』 というものを再度検討するべきだと思っております。
by 桜川
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