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常勝・名将 (森 祗晶)




本日の雑草ポエム

タイトル
 『 常勝・名将 (森 祗晶)』

『負けて悔い無し』 プロ野球の日本シリーズとはそういうものです。

この 『負けて悔い無し』 というフレーズ、私個人的には 大変好きな言葉でございまして、何事におきましても『終わり良ければ すべて良し』 という人生でありたいと 心から願って生きております。

しかし、現在の日本プロ野球界におきまして、残念ながらこのフレーズを軽々しく使えない球団が2つほどございます。
それは 『読売ジャイアンツ』 と、『阪神タイガース』 の2球団です。

その理由たるや単純明快でございまして、両チームとも日本を代表する超人気球団だからでございます。

この2チームの勝敗如何で、日本の経済にも大きな影響を及ぼすことにもなりかねませんし、一つの社会問題にまで発展してしまう恐れもございます。

日本シリーズとは 短期決戦の大勝負!
セ・パ代表チームの両指揮官が下す采配(判断)によりまして、様々な展開の変化が予想されますが、戦前は両者とも同じことを考えることでしょう。

『どうすれば勝てるのか・・・、どうすれば優勝できるのか・・・』
首脳陣でありますれば、そう考えるのは当然のことだと思います。

しかし・・・
『日本シリーズはねぇ、勝ち方を考えた時点で負けなんですよ・・・』と、不敵に笑った男がおりました。

かつての常勝 西武ライオンズの城を築いた名将 『森 祗晶』 氏でございます。



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昭和60年の日本シリーズで、阪神タイガースに敗れた当時の西武ライオンズ監督『広岡達郎』 氏が、退団による腹いせもどきの記者会見場でこのような捨てセリフを吐いたことがござました。

『このチームなら誰が監督をやっても優勝できる。(後任の)森も楽だろう。継承イコール優勝だからねぇ』

この毒舌とも取れる発言に、森祗晶氏は不快感を隠しきれませんでした。


『広岡さん一人の力で西武が強くなったと思ったら大間違いや。ようし、見ておれ!』

日頃から冷静沈着の森祗晶氏が、全身を震わせて怒りを露わにした瞬間でございました。

その後、広岡氏との確執をマスコミ等に取り上げられ、面白半分に記事にされるようになってからは、どんな質問を受けようと『もう過ぎた事です・・・』 というコメントを繰り返すのみで、広岡氏との確執につきましては一切口を閉ざしたのでございました。

広岡氏が西武のフロントと衝突し、退団を決意した時点で、次期監督候補といたしまして、『長嶋茂雄』氏や、『田淵幸一』 氏等の華やかなビッグネームが上がっておりましたが、当時 西武の管理部長だっ
た根本氏は、森祗晶氏の(ヘッド時代)管理能力を高く評価し、上層部等の反対意見を押し切ってまで、難色を示していた森祗晶氏を説得したのだそうです。

今にして思いますれば、常勝西武ライオンズの立役者は、この根本氏だったのかもしれません。

根本氏は、その後ダイエーに移り、やはり素晴らしい能力を発揮いたしまして、現在の強いフォークスを作っております。

オフには待望の和製4番、超大型新人の 『清原和博』 をドラフトの抽選で引き当てるという幸運にも恵まれまして、いよいよ『常勝 森 西部ライオンズ』 が、正に獅子の雄叫びを上げながら動き始めたのでございました。



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『日本シリーズとは、4っ勝つことではなく、3っ負けられるということなんですよ』

森祗晶氏は、常にそういう考えで日本シリーズに挑みました。

『4っ勝つと思うと無理が生じるものですが、3っ負けられると思うと余裕が生まれるものなんです』

この精神面での 『余裕』 こそが、森祗晶氏の最も強力な武器であり、何よりの戦術でございました。

『負けてもいいゲームを想定して戦う・・・そうすると投手のローテーションも楽になるんです』

なるほど、確かにそうかもしれませんし、それこそ心に 『余裕』 というものがなければ考えられない戦術でございましょう。

東京読売巨人軍にそれができますか?
私は無理だと思います。

『日本シリーズのような短期決戦の場合、決め手を持っているチームより、欠点が少ないチームの方が強い!』

正にその通りでございます。
勝つ野球を求められることなく、負けない野球を貫き通して常勝西武軍団を築いた森祗晶氏。

しかし皮肉なことに、あまりにも強すぎたことにより、日本のプロ野球界や西武球団本体の人気が衰退したという全責任を押付けられ、常識的には信じがたい理由から 解任にいたってしまったという、実に悲運の男でございました。

歴史に残る名将 『森祗晶』 氏

座右の銘は・・・『粘り!』


 by 桜川



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