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ピエロとクラウン

【雑草ポエム 第478話】

私は、ピエロを笑えない…。

道化師とは、世界各国におきましては様々なキャラクターが存在し、その性格や存在価値等も、皆それぞれ違うそうでございます。

我が日本国では、道化師=ピエロと思われることが一般的であり、顔にペイントを施し、ダブダブの派手な衣装でギクシャク動くという、何とも憎めないキャラとして定着している存在でございます。

そして、この道化師は大きく2種類に分かれており、顔のペイントにて涙マークが付いているものと付いていないもの…。

フォト

正式には、涙マークの付いていない道化師を『クラウンと』称し、涙を流している道化師を『ピエロ』と称するとのこと。

道化師と名が付く以上、彼らの目的は全く同じ。
おちゃらけて、人の心を愉快にさせるということに関しましては、何ら違いはございません。

異なるのは…、彼らの目に見えない心。
クラウンは、人に笑ってもらうことを喜びと感じることのできる『単なる道化者』であり、ピエロは、本当は人から笑われる事を嫌がっている『道化師のプロ(職人)』。

ピエロの涙マークには、そうした『不本意』の意味が込められているということを知りましたのは、まだごく最近のことでございます。

昨今の日本のお笑い芸人達には、本来の『芸』というものを感じられず、友達同士のバカっ話で報酬を得ている連中(クラウン)がほとんどでございますが、これでは長続きなど出来るわけがございません。

普段は真面目で口が重く、本番前には食事も摂れないほどの小心者でありながら、かつらを被り、カチンコの音が響くと同時に人格がガラリと変わる『プロ芸人』(ピエロ)の磨き抜かれた芸なればこそ、報酬を得てしかるべき…と、私は思います。

『涙隠して、人を斬る…』
拝一刀(萬屋錦之介)の名文句。

私は、ピエロを笑えない…。

by 桜川

【道化師のソネット さだまさし】

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桜川 久慶

Author:桜川 久慶
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