ELB(漏電遮断機)


本日の雑草ポエム
タイトル
『 ELB(漏電遮断機) 』
あれはいつ添えでしたか…
韓国の大スター 『ヨンさま』 宅で火災が発生したとのことですが、その原因は『漏電』 でした。
日本で発生する火事の原因は、放火に次いで 『漏電火災』 が2番目に多いということをご存知でしょうか?
電力会社から電気を供給されているのであれば、どこのご家庭にも必ず設置されている電灯分電盤。
たいていのご家庭では 各地域の電力会社とブレーカー契約をし、必要に応じたアンペア数により基本料金を決定させるシステムになっていると思います。
その電灯分電盤内には、まず契約容量の主幹遮断機があり、その次に 『漏電遮断機』という物を通過して、各回路に電気を供給するようになっております。
『漏電遮断機』 とは、その名のごとく電気の絶縁不良による漏電を感知し、瞬時に電源を遮断して未然に事故を防ぐ役割を果たします。
この漏電遮断機の性能は大変素晴らしく、電気災害の9割弱を占める漏電事故(感電・火災他)を未然に防ぐ事ができるため、電気設備技術基準の改定により、全ての分電盤には取り付けが義務付けられるようになりました。
ところがこの優れもの・・・、長年放置しておりますと漏電を検知する機能が不良化され、漏電しても遮断しなくなってしまう場合もございます。
通常、1月に1度は保安協会の人間が各家庭に訪れて、保守点検を行わなくてはいけないのですが、なかなか嫌がって来たがらないのが現状でございます。
事故が発生した時にのみ、やいのやいのと製作メーカーや、施工業者を徹底的に突き立てるのですから、まったくもってケシカラン話です!
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自分の身(家)は自分で守る・・・
漏電遮断機不良の点検は、日常的に かつ簡単にできますので、皆様も個人個人でテストをすることをお勧めいたします。
漏電遮断機には黄色(または白)と赤色のボタンが付いております。
(弊社製品例)
もし、この遮断機のスイッチが下りた(落ちた)時、黄色(または白)のボタンが飛び出していれば漏電している証拠であり、電力会社へ修繕依頼の連絡をする必要がございます。
黄色(または白)のボタンが飛び出していなければ、単なる容量オーバー(電気の使いすぎ)ですので、そのままスイッチを復旧(ON)していただいて差し支えございません。
(ただし、端末部がショートしている場合は復旧できません)
漏電遮断機の動作確認試験は簡単で、通電時(ONの状態) すでに飛び出している赤いボタンを軽くワンプッシュするだけで 漏電遮断機は自動的にスイッチを切り、同時に黄色(または白)のボタンが飛び出しますが、もし、赤いボタンを押しても何の動作もしなければ、その遮断機は不良品といたしまして電力会社に交換していただく必要がございます。
試験が終了し、元に戻す時は また黄色(または白)のボタンを押した後、遮断機のスイッチを上げて完了です。
(万が一を考慮して、試験は日中に行なうことをお勧めいたします)
設置が義務付けられている漏電遮断機ですが、非常に壊れやすいことを頭に入れていただき、是非火災や感電事故のないように 自ら管理していただく事を願います。
しかし…
なんじゃ、今日の雑草ポエムは…
by 桜川
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