天城越え


本日の雑草ポエム
タイトル
『 天城越え 』
♪ 隠しきれない 移り香が
いつしかあなたに 浸みついた
誰かに盗られる くらいなら
あなたを 殺していいですか~ ♪
ぐわぁ~・・・
男として生まれたのであれば、素敵な女性に一度くらいはそんなことを言われてみたいモノでございます。
『天城越え』 という歌は石川さゆりさんが歌う名曲でございますが、初めてこの歌を耳にいたしましたのが 1986年(第37回)のNHK紅白歌合戦。
このときは 『赤組のトリ』 といたしまして登場し、鬼気迫る歌唱力で歌い上げた姿は見事なものでございました。
しかし、日本の演歌という物は時が経つほど進化し、成長し続けるものでございます。
更には歌い手も年を重ねるほど味が出て、より深みのある作品に仕上げてくれるもの…。
同じ 『天城越え』 という歌を、同じ人が歌っているとは思えないほど、今聴く『天城越え』 は実に素晴らしい…。
特にラストの一小節
♪ 天城ぃ~ 越ぉぉえぇ~~~・・・ ♪
と歌いながら左手を突き出す仕草は 女性の強い魂(執念)を、ものの見事に押し出しているという…、目を見ておりますと鳥肌が立つ思いでございます。
演歌という物が理解されない時代になり、CD売上ランキングを見ておりましても演歌のえの字も出てまいりません。
曲名からグループ名まで、何もかもが英語だらけの歌謡界になってしまい、すっかりアメリカに溶けてしまった『大和魂』 は、もう復活することはないのでしょうか。
パッと売れて パッと消えるのが今の歌。
しかし、演歌だけは一曲の歌が年々進化するのですから不思議なものでございます。
そういう意味からいたしますと、私は坂本冬美さんが歌いました 『夜桜お七』という歌の進化に期待しております。
この歌もやはり紅白のトリで披露され、現在でも根強い人気を誇っている貴重な秀作でございます。
年を重ねた坂本冬美さんが、いったいどのような形相で熱唱してくれるのか、今から楽しみでワクワクいたします!
by 桜川
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