ピンクのサウスポー



本日の雑草ポエム
タイトル
『 ピンクのサウスポー 』
先日、プロ野球公式戦の登録選手一覧表がスポーツ新聞に掲載されておりましたが、今年もその中に女子選手の姿が見当たりません。
当然と言ってしまいますればそれまでですが、近い将来、ドラフト1位で女子選手が指名される可能性もあると信じております。
現代の社会情勢を見ておりますと、日本女性の活躍というものが際立っておりまして、どのような世界でも女性が進出していることは珍しくなくなりました。
男性以外では考えられなかった職場の進出等々、もう数え上げたらキリがございません。
スポーツの世界におきましても例外ではなく、オリンピック (あるいは世界大会)を見ておりましても、日本の女子選手は世界の強豪を相手にまったく引けをとらず、堂々と互角に戦って結果を残しております。
日本の男性(選手)はダメになる一方ですが、ヤマトナデシコは実に優雅で勇ましい…。
体力的なこともさることながら、だいいち根性が素晴らしいです。
しかし、どんなに女性が頑張ったといたしましても、どうしても超えられない壁という物がございます。
それは、メジャー級のプロスポーツ選手として、『女子』 という枠組みを外して男性の世界で活躍すること・・・、コレばかりはどうしても体力的に不可能な場合が多いです。
野球、相撲、サッカー選手、はたまた競馬の騎手や競輪選手にいたしましても、女性は体力的に勝つことができません。(競艇選手は除く)
そのような夢を抱くこと自体、やはり不自然で間違っていることなのでしょうか?
いや、そんなことは無いと思います。
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野球漫画の鬼才、水島新司さんの名作 『野球狂の詩』 が実写版としてスクリーンに映し出されたときは感動いたしました。
美しき女優 木の内みどりさんが演じる サウスポー 『水原勇気』。
長身を利して投げ込むサブマリン投法、その変化球は実にキレが良く、プロのバッターをキリキリ舞いさせてしまう様は 圧巻でございました。
1999年に、東京大学野球部から 初の女性投手が誕生したというニュースが流れた時、私は思わず胸が躍りました
『女子』 という枠に囚われない、列記とした東京6大学野球でございます。
この時ばかりは日本中が注目しておりましたが…
その新人戦に初登板した女性投手を、マスコミ各社がはやしたて、1人の打者に対して僅か6球、最高速度104kmのストレートのみで ファボールという、実にお粗末な結果となり、アウトカウントを一つも取れずに降板してしまいました。
この報道はあちらこちらのTV局にて面白半分に取り上げられておりましたが、結果はどうであれ 私は実に素晴らしいことだと思いました。
変化球のキレさえまともになれば、たとえストレートの球速が104kmであったといたしましても、十分打者には通用いたします。
雑草男の西本投手のように、努力に努力を積み重ね、必殺の魔球 『シュート』 を編出して活躍してくれるような 女性の左腕投手 『ピンクのサウスポー』 の出現を心から期待しております。
人気の衰退が著しい大相撲界を救ってくれるのが外国人力士だといたしますれば、やはり衰退の一途を辿る日本のプロ野球界を救ってくれるのは、女性選手なのかもしれません。
根性のある日本の女性でしたなら、そう遠くない将来に 『一億円プレーヤー』が必ず見られると確信しております。
アメリカより先に…
by 桜川
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