福島が生んだ天才コメディアン


【本日の雑草ポエム】
タイトル
『 福島が生んだ天才コメディアン 』
笑い…
人間にとりまして、この 『笑い』 というものは福を招き、幸せを導くには欠かせない表現であり、生き抜くために必要なことでございます。
私が子供の頃、お腹の筋肉が限界を超えて捻じ曲がり、苦しくて死んでしまうのかと思うほど 爆笑の渦に巻き込んでくださったスーパーヒーローがおりました。
それは、ザ・ドリフタ-ズの核弾頭、『加藤茶』 さんでございます。
土曜日 夜8時の風物詩 『8時だよ 全員集合!』 という番組名の視聴率が実に50%を超える程の 『オバケ番組』 におきまして、5人のメンバー(ドリフ)で唯一の怒られ役が加藤茶さん。
そのコミカルな一挙一動足が全国的に笑いを誘い、テンポや間のとり方が 実に巧妙で無駄が無く、そのほとんどが台本の無い 独自のアドリブであったというから驚きでございます。
また、一世を風靡した流行語も数多く、その中で最も代表的なのが タブーの『ちょっとだけよ~・・・』 と、警官コントの 『ど~も すんずれい(失礼)しました!』 でございます。
我々も学校等で、事ある毎に そのギャグを連発して大騒ぎしておりました。
加藤茶さんは ドリフターズ結成当初から在籍し、後にブレイクする 『志村けん』 さんが登場するまでの、まさにドリフタ-ズの先駆者であったことは間違いございません。
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加藤茶さん…
私はこの人を大変尊敬しておりますが、その理由の一つといたしまして、どんなに人気が出ようとも、どんなにアイドル的存在になろうとも、決してメンバーの前に出たりすることは無く、鼻を高くすることもなく、常に謙虚で物静かな人間であったということでございます。
また、後輩の 『志村けん』 さんが人気が出ると見るや否や、迷わず主役の座を志村けんに譲ってしまい、淡々と目立たない脇役へ豹変できたという事実。
これはなかなかできるものではございませんし、実に凄いことでございます!
一度脚光を浴びてしまった人間は、その快感を忘れることができず、いつまでも主役の座を死守したがるものでございましょう。
売れっ子の芸能人が、一度引退を表明しておきながら、数年後にはシャァシャァと復帰するのも そうした理由が主でございます。
ドリフタ-ズをスターダムにのし上げ、番組の視聴率を天文学的数字にまでした張本人でありながら、その後 向日葵のごとく大きな大輪を咲かせた後輩 『志村けん』さんの袖役を、嫌な顔一つしないでこなす事ができた加藤茶さん。
一時期天狗になり、世間から非難を浴びてしまった志村けんさんも、『加藤さんにだけはかなわない・・・』と、今でも絶賛しております。
福島県が生んだ天才コメディアンの加藤茶さん。
年月は隔てましても、私の中のスーパースターであることに違いはございません。
by 桜川
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