定 吉 二人キリ

【本日の雑草ポエム】
タイトル
『 定 吉 二人キリ 』
終戦後の事件といたしまして、あまりにも有名な 『阿部定事件』。
この事件の詳細につきまして、私がここで述べることは避けさせていただきますが、なぜこのような内容を自らの雑草ポエムで綴ろうと思ったのでしょうか…
それは、被害者である 『石田吉蔵』 という女好きの男性が、殺された当時の年齢に、ようやく私も追いついたという事実。
『スケベジジイが・・・』 と、この事件を詳しく知った時分に思ってしまった被害者に対する感情ですが、今まさに現在の自分と同じ年齢になってしまったとは…。
男と女…
単純に浮気心で迫る男の性と、その男を純水に愛して溺れていく女の性との精神的ギャップ。
『この人は私だけのもの…』
すでに家庭のある男を絶対に手放したくない定の切ない想い。
首を締めて息の根を止めた後、相手の 『男性自身』 を根本から切り落とし、純白のシーツに真っ赤な血糊で『定 吉 二人キリ』 と記し、男の足にも 『定 吉』 と…。
切り取った 『男性自身』 は、逮捕された当日でさえも 大切に自らの着物衿の中へ忍ばせていたという…。
警察に連行される時の あの 『満足しきった笑顔』 の背景には、いったいどのような意味があったのでしょうか。
これにつきましても様々な憶測が飛び交っておりますが、本当に 『悔いのない笑顔』であることだけは確かだと思います。
私も 『石田吉蔵』 と同じ年になり、これほど1人の女性に強く心の底から愛されてみたいと…
ただ…
女性の抱く愛情には、男性は絶対に勝てないでしょう。
いや…
勝ってはいけないのかもしれません…
by 桜川
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