なんの これっきし!

【本日の雑草ポエム】
タイトル
『 なんの これっきし! 』
第51代横綱 玉の海正洋
個人的には非常にミステリアスであり、興味の尽きない力士です。
私が大相撲の虜になってしまったのは、昭和47年3月場所で関脇長谷川が初優勝を飾ってからでございますが、それ以前はまったく大相撲に興味がなく、父親が見ている大相撲中継などに見向きもせず、知らん顔で遊んでおりました。
ですから、当時の北・玉時代をリアルで知ることはなく、今にして思えば実に惜しいことをしたと思っております。
横綱玉の海・・・それはそれは強い横綱でございました。
と、申しましても、私は数少ない書物などの資料で調べるより他に、横綱玉の海を知る方法はないのですが、自己流とは申せ、可能な限り 玉の海のイロハを調べておりますと、やはり『強かったなぁ…』 という印象しかございません。
もし、北・玉時代に大相撲ファンとしてTVを見ていたといたしますれば、間違いなく玉の海ファンになっていたことでございましょう。
堅くて真面目で稽古熱心。
おまけに勝負師的な 実にイイ顔をしているではございませんか。
虫垂炎を患いながらも、痛み止めの注射で散らしながら連日巡業地へ訪れる大相撲ファンのため、歯を食いしばって土俵へ上がり続けた責任感の強い横綱 玉の海。
心配する関係者の問い掛けに 『なんの、これっきし!』 と、気丈に答えたと伝わっております。
その直後でしたか・・・急逝されたのは。
号泣する北の富士…
肩を落とす大鵬親方…
尊敬するところの多い力士ではございますが、やはり人間は適度な休養も必要なのですね。
ライバルでした横綱の北の富士は、その後は気力も無くなり急失速。
大相撲界は、貴重な宝を2っ同時に失ってしまったのです。
もし、北・玉時代が本当の意味で確立されておりましたら、大相撲の歴史はきっと大きく変わっていたに違いございません。
by 桜川
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