ば~か ぼんぼん♪

【雑草ポエム 第483話】
西から昇ったお日様が 東へしずぅ~む~♪
そんな非常識なことが平気で起こりそうな日本列島の今日この頃…。
深夜のCS放送にて、懐かしの天才バカボン(1971年放送)第1話を眺めておりましたが、なかなか面白い発見がございました。

話の内容は例によってシンプル。
バカボンのママが同級生に久しぶりに会うのですが、その彼女は外国製品にかぶれており、なにかというと『この車、外国製なの』『このタバコ、外国製なの。日本製じゃマズくって吸えないわ』『ジュース?外国製のあるかしら』と、何かに付けて『外国製』にこだわるのです。
その態度にバカボンのママはイライラするのですが、そんなことはおかまいなしにバカボンパパは『ん~、さすが外国製な~のだ!』と、ライターや洋服、自動車までもバラバラに分解してしまいました。
これを見ておりまして、私が改めて気づいたことなのですが、1970年代には『メイド・イン・ジャパン』はブランドになっていなかった…ということでございます。
ライターのような嗜好品ならともかく、自動車のような後の日本のお家芸といえるものまで、このアニメでは『外国製の方が良い』という前提で作られているのです。
まだまだ1970年代では、日本製品の品質が低かったということなのでしょう。
考えてみますれば、日本製品が海外を席巻するのは1980年代になってからであり、それは私が企業に就職した年代と重なります。
色々な意味で、いい時に社会人になれたんだなぁ~…と、アニメを見ながら背中に電気が走るような思いでございました。
人生色々
これで いいのだ!
by 桜川
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