Diamonds


タイトル
『 Diamonds 』
プラトニック・ラブ…
この言葉が流行りましたのは、もういつ添えのことでしょうか。
この頃は、『セックスの無い恋愛関係』 というものを、こんなふうに呼んでモテはやされたりしておりましたが…。
しかし、この言葉の流行時に 作家の山田詠美氏が 『プラトニック・ラブは貧乏人にはできません。単にホテル代が無いだけ…ということになるからです』などと語っておられましたように、実に中身のない一過性のブームで終わってしまったという記憶が残っております。
当時 『私はプラトニックな関係じゃないとつき合えない』 と言っていた人達は、裏を返しますと『恋愛関係においてセックスが最も重要な位置を占めている』 ということを公言していることになり、『私は最もセックスに拘っています』 と宣言するに等しいことに気付いたことにより、それは自然と消滅してしまいました。。
まぁ、その言葉自体も一種の流行語ということであり、今ではほとんど聞かれなくなりましたが、最近では『純愛』 という言葉をやたらと前面に押し出した恋愛ストーリーが、本やドラマ等で目立つような気がいたします。
『純愛』 とはいったい…
その答えは 『ダイヤモンド』=『宝物』 でございます。
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そもそも人を愛する時は、美しい面や楽しい面だけではなく、醜いことや汚れた部分も含めてその人を受け入れることになるわけですから、そういった醜い部分を排除し、口当たりをよくした昨今のTVドラマや小説などは、見せ掛けだけのガラス玉に過ぎません。
いくら美人女優が見事に愛を演じておりましても、好きな彼に初めて電話をする時、震えながらプッシュボタンを押せる演技ができる人はおりません。
本物のダイヤモンドを 自らが主人公となって演じられることこそ、『純愛』の原点であり、かけがえの無い 『宝物』 であると私は思います。
耳で溶けて流れ込むような媚薬などには騙されず、コインなどに惹き込まれないで守り抜いた、硬い硬い『ダイヤモンド的 純愛』 こそ、大切にしなければいけないと思うのですが…。
軟すぎるよね
今時の純愛って…
携帯電話が若者の 『硬い宝物』 を奪ってしまった。
♪ 何にも知らない AH(AH) 子供に戻って
AH(AH) やり直したい夜も たまにあるけど
あの時感じた AH(AH) 予感は本物
AH(今)私を動かすのは ダイヤモンド ♪
【Diamonds】 by 中山加奈子
by 桜川
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