スカッとさわやか!

『コカ・コーラ』 という清涼飲料水を、日本人が飲み始めた正確な時期(年代)は定かではございませんが、私は物心付く頃から何の抵抗もなく美味しく飲んでおりました。
このコカ・コーラも、米国で生産・販売を開始してから 既に120年を超える歴史があるということを知り、私は驚いてしまいました。
今でこそ当たり前のように販売され、相変わらず世界的に人気の高い炭酸飲料水ではございますが、初期に開発された物を実際手に取り、初めて口にした人達は いったいどのような感想を胸に抱いたのでしょうか…。
まず色が真っ黒(カラメル色)であることや、比較的強めの炭酸による口当たりや喉越しの悪さ、更には今まで味わったことのない 果実とは全く異なる不思議な酸味・・・。
コレを残らず飲み干した人達と、製造販売に踏み切った人達は 随分勇気のあるチャレンジャーだったなぁと、今更ながら関心してしまいます。
私の両親も 『最初は薬臭くて飲めなかった』 と、口を揃えて申しておりますので、食文化の異なる日本国内に浸透させるのも大変だったと思います。
しかし、昔から見れば 販売価格が格段に安くなりました。
我々が学生時代の部活動で大量に汗をかき、一番飲みたい盛りだったあの当時(中・高生)では、缶のコーラが250ml、小瓶になると190mlしかなく、500mlの大瓶(ホームサイズ)だと、ワンコイン(100円)では買えませんでした。
それが今では500mlの缶コーラでも120円(標準価格)で売られており、しかもスーパー等では激安の88円程度で買えてしまうのですから驚きです。
ジャンボのペットボトルも冷蔵庫に入れられるのですから、子供の糖尿病患者が増えているのも、こうしたことが原因となっているのでしょう。あれば飲んでしまいますから…。
ところで、サンタクロースの衣装は 『赤と白』 が定番ですが、あの衣装の色は なんとコカコーラの色を真似て作った物なのだそうです。
私は知りませんでしたが、サンタクロースの歴史より コークの歴史の方が古いとは、いやはや恐れ入りました…。
by 桜川
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