三代目の悲劇


思い起こしますれば数年前、とあるバカ殿様がマスメディアに叩かれた時のこと…
『そぉ~んなにねぇ・・・悪いことでもないっしょ?』
自己利益のみを追求し、身体障害者を蔑ろにした上で嘲笑い、何ら悪びれた様子もなく 人を小バカにしたような面持ちでタンカを切っていたはずの 『東横イン代表取締役』。
ところが事態は一変し、敵に回した世の中からのバッシングをモロに受ける形となったとたん、今度は己の態度を豹変させ、只々目を閉じて頭を下げるばかりなり~♪
新聞には 『東横イン社長、謝罪会見で号泣!』 と書かれてありましたが、よくよく見ますれば涙の 『な』 の字もございません。
そもそも、こうした人間の謝罪記者会見というものはこんなもの…
吉兆さんの鬼婆さんとて同じことでございましょう。
顔は意図的に曇らせてはおりますが、腹の中では 『あっかんべぇ~』 と、舌を出している様が良く見て取れると言う物です。
初代が裸一貫で築いた砦を、『血筋のみ』 で受け継いでいる企業(組織)は多々ございます。
苦労を経験している初代が二代目に受継がせる時、己の苦労を伝えてあげることができるでしょう。
しかし、所詮七光りとして二代目を受継いだ人間が、三代目に引継ぎをする際に、苦労知らずの人間といたしまして、いったい何を伝えることができるのでしょうか?
俗に言う 『三代目で会社は潰れる』 というジンクスめいた発想は、そうした理論も十分に当てはまるのではないでしょうか。
元来、ボンボン社長とは そうしたものです。
ライオンのように、可愛い子供を千尋の谷へ突落し、見事に這い上がって来た子供のみを我が子として連れて行く・・・。
どんな問題が生じようとも、『全ての責任は私にある!』と、誰のせいにすることもなく、率先して切腹するのが統領というものではないのでしょうか。
そんな度胸の有る社長さんと、巡り逢えた方は幸せ者でございます。
事ある毎に…
『私は関与していなかった…』
『知らない間に従業員がやったことだ…』
『私が悪いことをするような人間に見えますか…』
少しは恥を知れや
坊ちゃんよぉ…
by 桜川
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