ポッキー&プリッツ

私が小学1年生の頃はと申しますと、遠足での楽しみといえば 『目的地』 ではなく、観光バスの中で食べるオヤツそのものだけだったような気がいたします。
当時のオヤツで定番でしたのが 『プリッツ』 という名のスティック菓子で、ほとんどの児童たちがリュックサックの中に入れてきたという、大変人気のある遠足のお友達!
しかし、そのプリッツにチョコレートのコーティングを施した新商品 『ポッキー』 なるものが登場してから立場が逆転!
値段も高いポッキーは いつしか遠足オヤツの花形となり、『ポッキーを持ってくる子供の家は金持ちで、いまだにプリッツを抱えてくる子供の家は貧乏だ』 などという、まったく根拠の無い、いい加減な触込みが広まっていたことを思い出します。
私の場合は…
勿論、プリッツを抱えていたグループの一員でしたが。
あの頃のお菓子といえば、10円や20円の差は大変大きく、チョコレートは超高級品という大人の(親の)イメージも根強かったものですから、なかなか買ってもらえなかった 『王様ポッキー』。
30円差の銭を出せないがために、指をくわえて見ているだけのポッキーでしたが、今では5本で3万円の 『ブランデーグラス入りポッキー』(某銀座店 テーブルチャージ料金含)を しこたま食べられる状況下に置かれながら、ぜ~んぜん つまみたいとも思いません。
逆に、なぜか無性に塩味のプリッツが食べてみたい…
なんと私はワガママな人間なのでございましょうか。
by 桜川
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