終戦 KAMIKAZE



今日(15日)は終戦記念日・・・
今朝も早くから内閣閣僚がTV出演し、靖国神社に参拝するか否かということで、大規模な報道合戦が繰り広げられておりました。
毎度のことながら、この靖国問題の過熱報道を見ておりますと、アメリカに嫌われたくない連中と、中国に嫌われたくない連中とが 『靖国』 を使って争っているように見えてしまうのは私だけでございましょうか。
思い起こしますれば中学時代、終戦記念日とは 『間違った戦争を繰り返さないために、過去の悲劇を振り返る日』 だと教わりました。
特に 夏休み前の授業では 『戦争の悲惨さが繰り返され、二度と悲劇を繰り返してはならない』 と、何度も何度も言われましたが、その悲惨さを生んだ戦争の原因たるものは 『軍国主義』・『帝国主義の暴走』 という言葉のみで片付けられておりました。
『未だに日本は過去の戦争を反省していないんだ』 という教師達に、私は子供心にも違和感が残ったものでございます。
《戦争によって悲惨なことになりました。だから繰り返さないようにしましょう》
確かに、この言葉に間違いはございません。
しかし、これは 『反省』 ではなく 『後悔』 ではないのでしょうか。
本当に反省をするのであれば、戦争に突入する原因と経緯を根本的に洗い出し、あの時 他に何ができたのかを考えるべきではないのでしょうか。
それを 『軍国主義』 や 『暴走』 などという言葉で片付けるのは安易すぎやしないのか という思いが残ったのです。
暴走しなければ戦争にはならなかったのか?
当時の政府は頭の狂った連中の集まりだったのか?
ここら辺りのことに関しましては 様々な意見がございまして、たかだか半世紀近く前のことなのに 混乱しているという情報もございます。
戦争の悲惨さを語り継ぐ事は大切なことでございます。
しかし、それと同じくらい戦争が起こった原因と、あの時 他に何ができたかを検証し、後世に伝えていくことも大事なはず。
『あの時は軍部が暴走して、国民は騙されていた…』 それだけで片付けてしまえば、再び騙されることも起こるでしょう。
従軍慰安婦問題にいたしましても、日本の内閣総理大臣が海外メディアにヌケた発言をし、同行したファーストレディーにまで呆れられてしまう始末。
それもこれも皆 『間違った言い伝え』 が現在の日本国民に浸透してしまっている結果であり、日本を孤立化させる要因になっていると思わざるを得ません。
そうやって歴史は繰り返されていくのです。
【あやまちは にどとくりかえしません】
そのためにも、これからの子供達には 真実を伝えてほしい…。
神風特攻隊のミサイル部隊が、適の軍艦に突っ込んで自爆をする際、『天皇陛下 万歳!』 と叫んで 美しく散って逝ったなどと 嘘・偽りを教えては絶対にいけません。
これから全身が八つ裂きにされ、爆炎に身を焦がされなければならない自らの運命を憎み、恐怖に戦(おのの)き、操縦桿を持つ手は震え、そして・・・
最期の雄叫びは おかあさん…
戦争は シュミレーションゲームなんかではないんだよ!
黙祷
by 桜川
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