…ってやんでぇ!

このひと月、私は暗闇の中に身を置かれ、僅かな光でも差してくれと、天に向って祈る日々…。
来る日も来る日も闇の中、もう限界だと感じて倒れたその時に、誰かがヒントをくれました。
『絶叫…』
私は産声あげて44年、こんな程度のオチなどいくらでもありました。
それでも道端に揺らめく汚い雑草のごとく、踏まれても千切られても雄々しく立ち上がり、心を奮い立たせてきた過去の経験、それは数え切れないほどあったはず。
私はすっかり忘れておりましたが、それをこのタイミングで思い出させてくださった友人に、今は心より感謝したい。
『絶叫…』
寝ていた布団を蹴り上げて、ベッドの上にあぐらをかく。
『ウオーィ!』 と一発絶叫し、枕を壁に全力投球!
純白のクロスは破れ、石膏ボードがへし曲がる程、叩き付けられた枕が床に落下しバウンドする。
『…ってやんでぇ!』
私は拳を握り締め、搾り出すように呟きました…。
…ってやんでぇ!
…ってやんでぇ!
…ってやんでぇ!
私を取り巻いておりました悪魔達。
絶叫したことで一気に消え去ってしまいました。
…ってやんでぇ!
○○がなんでぇ!
ようやく明かりが見えたようでございます。
by 桜川
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