デューク・東郷(ゴルゴ13)

日本が誇る 超一流のスナイパーといえばこの人をおいて他にはないでしょう。
『ゴルゴ13』 こと、デューク東郷氏でございます。
いやいや、所詮は劇画の世界だなどと思うなかれ、この冷酷で血の通わない眼を、皆様は直視することができますか?
平和ボケして、何不自由なく育ってきた皆様方に…この眼の真髄を見抜くことはできますまい。
冷静沈着、どのような状況になろうとも物怖じ一つすることなく、また、女性が目の前で美しい胸を肌蹴ても 一瞬たりとて 『男の顔』 になることもないという・・・恐ろしいほどの殺人サイボーグ、デューク東郷。
しかし、所詮彼とて生身の人間・・・こうなってしまった経緯は同情できるものがございます。
やはり戦争で敗戦国民となり、まだ幼い姉と共に逃げ歩いておりましたが、敵国の兵隊に捕らえられてしまい、そのまま拘束。
弟の命乞いをする姉は ディユーク東郷の目の前で兵隊に無残にもレイプされ、姉は屈辱のあまり そのまま舌を噛み切って自殺を図る。
まだ10歳にも満たなかったであろう デューク東郷は、その時の思いを胸に秘めて 今日まで何とか生き延びてきたのです。
『目は口ほどにものを言う』 と申します。
私もかつて、この目を持つ人間に出くわした事がございますが、その人の職業は 『賭け取り屋』。
要するに、ギャンブル等の賭け事で破産してしまい、返済不能となって逃げ惑う人達に対し、胴元から依頼を受けて厳しく取立てを敢行するプロフェッショナルでございます。
いかなる理由があるにせよ、コレに取り付かれてしまったらもう大変・・・。
まるで張り付いて生血を吸いたくるヒルのような存在。
問答無用で腑抜けにされるか、タコ部屋へ送り込まれてジ・エンド。
血の通う人間の目ではありませんでした…。
by 桜川
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