おもちゃの魂
これはディズニー映画の名作 『トイ・ストーリー』 に登場する人気者、バズ・ライト・イアーさんでございます。
日本の歌には 『おもちゃのチャチャチャ』 という名曲がございますが、まさにアレを実写版に置き換えたようなストーリーであり、日本でも爆発的な人気を誇りました秀作でございます。
ムービーゲームが主流となってしまいました現代の子供達では考えられないことでしょうが、私は 『玩具には魂がある』 と、未だに信じて疑っておりません。
特に人形の場合、今でも夜中に起き出して勝手気ままに遊んでいるような気がしてならないのです。
なぜなら、必ず片付けて置く場所が決まっているにもかかわらず、翌日になたら無くなっている…というようなことが、今まで何回あったことでしょうか。
確かに 『あの日・あの時』 ここへ片付けたはずの玩具が無い…。
どう考えてみましても、彼らは歩いて出て行ってしまったという意外に,思い当たる節がないのです。
乱暴にしたせいなのか…、新しい人形を買ってきた嫉妬なのかは不明ですが、いつのまにやら姿を消してしまった愛しの玩具たち…。
お気に入りの物も数多く、実にもったいなかったな～と、今でも悔やんでしまいます。
世の中何でも使い捨て…
カメラも電話も何時もかも…いらなくなればゴミ箱です！
ちり紙交換の運転手が、時たまマイクで皮肉ります。
『古新聞 古雑誌 古亭主に古女房はございませんかぁ～♪』
亭主も女房も使い捨てかい…。
あながち、笑ってばかりもいられません。
そういう時代なのですね。
便利な世の中になったのは喜ばしいことですが、物を大切にするという心は 年々日に日に凍りついているようでございます。
人形には魂が宿っておりますので、やたらと粗末にいたしますと、必ず仕返しをされることでしょう。
物、すべて宝なり！
ｂｙ 桜川
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