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やすきよ漫才


漫才におけるボケとツッコミ…
元々は笑いをとるのはボケの仕事で、ツッコミというのは 『今、笑うところですよ~』 と観客に伝えるナビゲーターだったと申します。

アメリカでは一人でやるスタンダップ・コメディが主流ですが、こちらの方が誘導なしに笑いをとれる分、ハイレベルな芸のようにも思います。

しかし日本の漫才師達もツッコミを昇華させ、ノリツッコミなどを考えてツッコミで笑わせるという手法を編み出したり、本来はツッコミどころであるにも関わらず、そこで肯定してしまうことで笑いをとるという手法が出てきたりと、漫才のスタイルも目まぐるしく変化してまいりました。

現在のスタイルの 『しゃべくり漫才』 を作り上げたエンタツ・アチャコの時代から、さまざまなバリエーションが生まれて現在に至っているわけでございますので、『笑いは文化だ』 というのも、こういった変化を追っていくだけで納得することができます。

エンタツ・アチャコは従来の漫才師の和装とは異なり、常にスーツで人前に出ていたので、それ以降は漫才師といえばスーツが定番になったようです。

そのスーツも後にラメ入りになったりして、どんどん派手になっていくのですが、1980年代に B&Bが、ジーンズにトレーナーという姿で舞台にたち、堂々たる漫才をやった時は(業界的に)衝撃だったようでございます。

この時代になると漫才にコントの要素がふんだんに取り込まれたり、大げさなアクションが増えだしてきたという、いわるる 『漫才ブーム』 の時代を迎えたのは私が高校へ進学してからのことでした。

テレビと漫才が融合して新しい方向に走り出したのが、まさにこの時代だったと思っております。

先ほど書いたボケとツッコミですが、私が記憶している中では横山やすしさんと西川きよしさんの 『やすきよ漫才』 では、すでにツッコミで笑わせていたように思います。

そもそも 『やすきよ漫才』 とは、ボケのやすしとツッコミのきよしという役割分担がありながら、その役割が目まぐるしく変わる事があり、アドリブも加わるので変幻自在というイメージがございました。

台本を書いていた人によりますと、西川きよしさんが本番中の舞台でキレてしまった事もあるらしいのですが、その時の映像を見ると確かに西川さんは怒ったような口調で、横山さんと変わらぬマシンガントークで文句を言っているのです。

しかし…
それもしっかりと笑いに変えてしまう二人の話芸は見事なものでした。

昨年まで続きました昨今のお笑いブームではございますが、お笑いの
質が実に安っぽくなってしまったと感じるのはなぜでしょうねぇ…
 by 桜川


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