私も鉄人?
【雑草ポエム 第535話】
国民栄誉賞…
この賞は、過去に18人と1団体(なでしこジャパン)が受賞しており、その面々の功績たるは申すに及ばず、我々日本国民に夢や希望、そして多くの感動を与えてくれた偉人達でございます。
そうした煌びやかな面々の中におきまして、もっとも地味な記録でありがら、私が心より尊敬できる人物(記録)は、連続試合出場の世界記録を樹立した鉄人、衣笠祥雄さんでございます。
↓野球博物館に展示してある衣笠選手のユニフォーム。

22年の現役生活におきまして、2215試合(延べ17年間)を休むことなく出場し、チームの主軸として活躍なされたという事は、実に素晴らしい快挙であったと思っております。
↓1996年に野球殿堂入りを果たした衣笠祥雄さん。

『私に 野球を与えてくださいました神様に 心から御礼申し上げます…』
こうした地味な記録に対し、国民栄誉賞を授与してくれた、当時の内閣総理大臣に対しまして、私は心から感謝したい気持ちでいっぱいでございます。
それは何故かと申しますと…
衣笠選手が連続試合出場の世界記録を樹立し、現役を引退なされたのが1987年…、奇遇にも、その年の春に私は大学を卒業し、現在の会社に勤め始めたのでございます。
↓生意気な新入社員でございました。

その日以降、3年前(2008年)の5月までの『延べ21年間』に渡りまして、私は『無遅刻・無欠勤』を貫いて参りました。
(※電車の遅れ等、やむなき事情は含まず!)
風邪をひいても出勤し、熱があっても出勤し、インフルエンザでも3重マスクで出勤し、今の今まで有給休暇という当然の権利すら、私は1日たりとて使った事はございません。
ただ…
悲しかったのは5年前、闘病中の父親が死んだ時のこと。
仕事を休める土・日に通夜と告別式を設定し、長男=喪主という重要な立場でありながらも休暇をとることができず、月曜日には電車の中で泣きながら、通常出勤を余儀なくしてきた大馬鹿野郎でございます。
(仕事人間は父親譲りでございます故、きっと親父も許してくれるだろうと…)
そんな私も3年前の初夏の頃、その記録が途絶えるときが遣ってきたのでございます。(理由はあえて申しません)
その時になり、初めて自分の偉業(21年間、無遅刻・無欠勤)に気が付きました。
『はたして、これは凄いことなのか…?』
しかし、誰一人として気が付く者も、褒めてくれる者もおりませんでした。
あれから3年の時が経ち、少しは自分で自分自身を褒めてあげたいな…と思いました。
褒めてあげなきゃ…
かわいそうだよ。
by 桜川
国民栄誉賞…
この賞は、過去に18人と1団体(なでしこジャパン)が受賞しており、その面々の功績たるは申すに及ばず、我々日本国民に夢や希望、そして多くの感動を与えてくれた偉人達でございます。
そうした煌びやかな面々の中におきまして、もっとも地味な記録でありがら、私が心より尊敬できる人物(記録)は、連続試合出場の世界記録を樹立した鉄人、衣笠祥雄さんでございます。
↓野球博物館に展示してある衣笠選手のユニフォーム。

22年の現役生活におきまして、2215試合(延べ17年間)を休むことなく出場し、チームの主軸として活躍なされたという事は、実に素晴らしい快挙であったと思っております。
↓1996年に野球殿堂入りを果たした衣笠祥雄さん。

『私に 野球を与えてくださいました神様に 心から御礼申し上げます…』
こうした地味な記録に対し、国民栄誉賞を授与してくれた、当時の内閣総理大臣に対しまして、私は心から感謝したい気持ちでいっぱいでございます。
それは何故かと申しますと…
衣笠選手が連続試合出場の世界記録を樹立し、現役を引退なされたのが1987年…、奇遇にも、その年の春に私は大学を卒業し、現在の会社に勤め始めたのでございます。
↓生意気な新入社員でございました。

その日以降、3年前(2008年)の5月までの『延べ21年間』に渡りまして、私は『無遅刻・無欠勤』を貫いて参りました。
(※電車の遅れ等、やむなき事情は含まず!)
風邪をひいても出勤し、熱があっても出勤し、インフルエンザでも3重マスクで出勤し、今の今まで有給休暇という当然の権利すら、私は1日たりとて使った事はございません。
ただ…
悲しかったのは5年前、闘病中の父親が死んだ時のこと。
仕事を休める土・日に通夜と告別式を設定し、長男=喪主という重要な立場でありながらも休暇をとることができず、月曜日には電車の中で泣きながら、通常出勤を余儀なくしてきた大馬鹿野郎でございます。
(仕事人間は父親譲りでございます故、きっと親父も許してくれるだろうと…)
そんな私も3年前の初夏の頃、その記録が途絶えるときが遣ってきたのでございます。(理由はあえて申しません)
その時になり、初めて自分の偉業(21年間、無遅刻・無欠勤)に気が付きました。
『はたして、これは凄いことなのか…?』
しかし、誰一人として気が付く者も、褒めてくれる者もおりませんでした。
あれから3年の時が経ち、少しは自分で自分自身を褒めてあげたいな…と思いました。
褒めてあげなきゃ…
かわいそうだよ。
by 桜川
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