しゃぼん玉

【雑草ポエム 第328話】
童謡 しゃぼん玉…
しゃぼん玉 とんだ
屋根まで とんだ
屋根まで とんで
こわれて 消えた
しゃぼん玉 消えた
とばずに 消えた
うまれて すぐに
こわれて 消えた
風 風 吹くな
しゃぼん玉 とばそ
野口雨情の有名な歌詞ではございますが、やはりどこか物悲しい。
一説にすぎませんが、この歌詞は雨情の悲しい実話を元に書かれたとの事。
大切な子供が、生まれて間もなく亡くなられた心の辛さを書き綴ったもの…。
子供の頃は無邪気に歌っていた童謡でも、今となりましては意味の深さにしんみりと聴き入ってしまいます。
生まれてすぐに こわれて消えた…
しゃぼん玉をバブルに例えますと、やはり儚い命で消え去ってしまいましたが、先の衆議院選挙の結果も、儚きしゃぼん玉の命にならないことを願います。
by 桜川
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