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ちゃんこ (父・子)



【雑草ポエム 第331話】

相撲界の専門用語で、最も有名なのが力士の食べる物を総括的に表現した 『ちゃんこ』でございます。

この 『ちゃんこ(鍋)』 の語源には、様々な言われがございますが、私が最も有力視しておりますのが 『父親(親方)と子供(弟子)で食べる鍋』 という解釈。

相撲部屋には師匠(親方)がおり、父親同然・・・あるいはそれ以上の存在といたしまして弟子は教えに服従するものでございます。

この師弟関係だけは変わるものではなく、弟子(子供)がどんなに成長しようとも、最高位まで出世しようとも、親は親であり 子供は子供でございます。

どのような世界(家庭)でも、親より出世する子供がいても不思議ではございませんし、また、そうなってくれるように願いますのも、やはり親の心でございます。

しかし、師匠の偉大さは変わらない。
『師の影は踏まず・・・』
この姿勢こそが、日本大相撲界の美学でもあるのです。

かつて、横綱の北の湖が現役を引退後、北海道の実父が亡くなられたときの話、不幸にも師匠でありました三保ヶ関親方も時期同じくして他界され、同時に葬儀が執り行われた際、北の湖は北海道の実家へは戻らずに、唇を噛締めて師匠の葬儀に出席したという話はあまりにも有名でございます。

師匠と弟子とはそうしたもの。
如何に角界の頂点を極めようとも、師匠の指導は絶対なのでございます。

師匠も 『親』 であるならば、グレた子供を戒めるのは当然のこと。
たとえ暴れようとも、殺されようとも、死んでも子供の悪を戒めにかかるのが 『真の親』たる務めではないのでしょうか。

長岡という男…
暴れ狂う狂気な息子(弟子)に反発もできず、自分の身可愛さに逃げ回っているとしか思えません。

名門 『高砂』 という大看板の元、果たしてこの親子は向き合って 『ちゃんこ鍋』 を仲良くつついたことがあったのでございましょうか。

相変わらず稽古をしない最高位。
大関どまりの日本の父に、何を言われても知らん顔。

ホントはいい奴?
ファン太郎。

by 桜川

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