両国に シベリアの桜

【雑草ポエム 第518話】
それは悲しいストーリー…
いや、現実にあったお話でございます。
昭和27年、我が日本国は連合国側との間で『対日講和条約』が発効されたにも関わらず、戦後満州などから連行され、ソ連各地の収容所や監獄に抑留された日本人捕虜たちの地獄絵図。
その数、およそ57万人…
うち、5万5千人は祖国(日本)の土を再び踏むことは無く、極寒のシベリアの凍土に消え去ってしまいました。
こうした過酷な運命を辿った人々につきまして、日本側では多くのドキュメンタリー番組やドラマ化されるなどいたしまして、数々の映像が発表されておりましたが、シベリア在住の女流作家の手によりまして、ロシア側からの視点によって表現される演劇があるとのこと。
↓私は昨日、そうした舞台の千秋楽を堪能するため、出掛けて参りました。

↓劇場は、相撲の聖地『両国』にあり、シティーコアの1F・シアターX。

タイトルは『シベリアに桜咲くとき』
この舞台には日本人女性としてただ一人…
↓我が友人の女優、伊東知香さんが出演しております。

気温マイナス40℃での理不尽極まりない強制労働…
我々、敗戦国の人間といたしますれば、大変重い内容で胸が痛むシーンの続出ではございましたが…
1人の若者(日本人捕虜)が、世話をやいてくれたロシア人の女性に恋心を抱いてしまい、ようやく祖国(日本)へ帰れることになった時も、シベリア鉄道から飛び降りて、愛してしまったロシア人女性の元へ戻って行く…。
極寒の地に咲いた一輪の桜花…
↓国籍を超え、そんな素敵な異性にめぐり会ってみたいものでございます。

今回も大熱演で感動を与えてくださいました伊東知香さんや、他の俳優さんたち。
↓終演後、私の大好きな実力派俳優、二宮 聡さんをも交えまして談笑し…♪

↓ラストはしっかりスリーショットで大騒ぎ~♪

人気の2人を終始『独占』してしまった私で~す♪
色男の二宮さん、背はメッチャ高いのですが 超細い…(汗)
肩幅など、私の半分程度しかありませんが、これが舞台衣装を着用しますと『ビシッ!』と決まるのですから、さすがプロフェッショナルの俳優さんでございます。
素晴らしい舞台を堪能でき、最高に幸せ気分で劇場を後にいたしました。
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えっ?
両国へ行って何も食べなかったのか…ですって??
ん~なわけ、おまへんがな!
はい、お待たせいたしました。
雑草ポエム恒例『桜ちゃんのグルメコーナー』でございます♪
ここは東京・両国、相撲の街と申しますれば『ちゃんこ鍋!』
↓劇場のすぐそばにございます、井筒3兄弟の長男が経営いたしますお店♪

かつおとコンブの旨味だしに、厳選の仙台赤みそと白みそをブレンドした特製みそ味スープが決めてという…
↓私の大好きな『みそ味ちゃんこ』をご注文♪

店内は寒いくらいに冷房が効いており、逆に熱いちゃんこ鍋が丁度よく!
↓まずはキンキンに冷えたアサヒのジョッキ生で乾杯で~す♪

具材のイワシつみれは、すり潰したいわしに赤みそやねぎ、夏用にショウガ等を加えたオリジナル作。
↓この3色つみれのお味が最高~♪

↓そして〆はライスを入れておじやをグツグツ…♪

風が語りかけます…
う…うまい うますぎる!!
(by テレ玉)
今日もごちそうさまでした~♪
by 桜川
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