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壱百萬円

【雑草ポエム 第436話】

本日、私は現金『壱百萬円』を懐に忍ばせまして、しかるべき業務をイソイソとこなしつつ、人混みの中を歩いて参りましたが、久々に大金を所持している状況で歩いておりますと、やはり通常時とは緊張感が違うものでございます。

フォト

現代は、現金を持ち歩かなくても用の足りる電子マネーの新時代…。
そうしたせいなのかもしれませんが、久方ぶりに大金を持ち歩いたことによりまして、こと『お金』という物に対する昔ながらの価値観というものが、まったく薄れてしまっていた…という感覚に気が付くことができました。

札帯の切られていない、真新しい壱万円札の束、壱〇〇枚。
その厚みたるや、わずか1cmにも満たない程の存在感でございます。

しかしながら、これを薄っぺらいと笑うなかれ…!
リーマン風情からしてみますれば、これだけのお金は一朝一夕に貯まるものではございません。

耐えて、偲んで、働いて…
これを壱百枚積み重ねるのは容易なことではございません。

使う気になりますれば、僅か一晩で消えてしまう壱百萬円。
無意味にばら撒くことは、実に造作の無いことでございます。

そう言いますれば、親の残した莫大な財産で、好き勝手に道楽を繰り返すというバカな男がおりました。

バカを絵に描いたようなポッカン顔をしておりましたが、ばら撒く現金に惹きつけられて踊らされている連中の顔も、またポッカン顔をしておりました。

〈いつまでも あると思うな 親とカネ〉

オーバーザ・トラブル…
ごもっとも…でございます!

by 桜川

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Author:桜川 久慶
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