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二人は 仲良し

【雑草ポエム 第689話】

私には二つ違いの姉がおります。
私が何をどう足掻こうとも、この姉だけには敵いません。

私は姉には敵わない。

まずは勉強…
この姉が、家で勉強を頑張っている姿を私は見た事がございません。
にも関わらず…、成績優秀で常に学年の上位にランクされているという罰当り。

逆に、私はいくら勉強を頑張っても成績不振の居残り組。
終業式の通知表、父親に殴られない事はありませんでした。



次にトラウマ…
二つ年上とは申せ、そこはやはり男と女でございます。
体力勝負のケンカともなりますれば、圧倒的に私が有利に決まっております。
にも関わらず…、姉と戦って『勝てる!』と思った事がございません。

あれは私が幼稚園の頃、ひょんなことから取っ組み合いのケンカとなり、同時は体力で勝る姉に仰向けに投げ倒された挙句、『トドメ!』とばかりに私の急所(タマ○ン)を全力で握り潰そうとしたのです。

鍛えられない『男の急所』に、大人も子供もございません。
男性であれば解る筈、あの激痛(腹痛)で吐き気をもよおし、子供ながらに死が頭を過る程の恐怖感を植え付けられ、『姉は父親の次に怖い存在』という心が完成し、現在でもケンカを売る気にはなれません。



そして最後に…
姉は命の恩人でございます。

小学校の帰り道、ウロウロしていた赤鼻の野良犬(狂犬)相手に、私がふざけて悪さを仕掛けましたところ、怒った狂犬が突然私に襲い掛かって来たのですが…!

元々犬嫌いでビビりの姉が勇気を振り絞り、大声を張り上げながら棒きれを振りまわし…『あっち行け! あっち行けったら…もう!』と、大粒の涙を流しながら必死で私を守ってくれたのです。

しかし…姉は運悪く、左足のふくらはぎを狂犬に噛み付かれてしまい、そのまま救急車で病院へ運ばれ、狂犬病の治療を受ける羽目になってしまいまったのでございます。

姉の足には、今でも消えることなく狂犬の歯型が痛々しく残っており、それを気にしてか、スカート嫌いになってしまいました。
私はそれを見る度に、胸が熱くなる思いがいたします。



この私を、自らの命を張って守ってくれるのは、この世の中でただ二人…。
母と姉だけでございます。

私は、姉には敵わない…

by 桜川
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桜川 久慶

Author:桜川 久慶
雑草ポエム、書籍化することができました。

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