ごめんね、地球さん・・・
【雑草ポエム 第505話】
節電…
この言葉、もうさすがに聞き飽きた感がございます。

昨日のこと…
東京電力に勤務する知人と共に食事をしていた時、その知人曰く…
『ピーク時以外は、電気をガンガン使ってもらわなければ困ります!』
電力会社とは、基本的には『電気を売ってナンボ』の会社でございます故、過剰な節電は経営を悪化させ、社員のリストラにも繋がってしまいますので大問題だと言うのです。
あれほど『節電!節電!』と大々的に訴えている企業の幹部たるお方が、『電気をガンガン使ってほしい』とは、実におかしな話でございます。
しかしながら、電気とは、作ること(発電・供給)は出来ましても、それを蓄電することができませんので、もったいない話ではございますが、余った電気は捨てる以外に方法がないというのが悲しい現状でございます。
今一番の課題は、電気の確保でございます。
果たして、今後は電気をどうやって確保するのでございましょうか。
↓火力発電…

まず、過去に原発を推進いたしましたのは、2度のオイルショックの経験から『輸入に依存しないエネルギー資源を確保する』という目的がございました。
ですから、火力発電を増やすというのは、一時的にはいた仕方ないといたしましても、これは明らかな後退でありますので、原発がダメとなりますれば早急に次の手を考えなくてはいけません。
それに、我が国の前総理が国連で『温暖化ガスの大幅削減』という大風呂敷を世界的に広げてしまっておりますので、火力発電の促進というのは基本的に難しいのでは…と、私は思います。
↓風力発電…

先日、ある大学の先生が、『風力発電を使えば原発は不要になる』とTV番組で主張しておりましたが、まったくもってナンセンス。
いったいどうやったらそんな計算ができるのか、私は不思議でなりません。
現在、東京電力が『ナンチャラ島』で行っております風力発電所の発電量は500Kw程度しかございませんが、福島第一原発の発電量は500万Kw以上でございました。
風力発電で福島第一原発分を補うためには、単純に計算いたしましても現在の施設が1万箇所必要になるのですが、いったいどこに設置するおつもりなのでございましょうか。
1日中同じ方向から風が吹き続ける場所は少なく、低周波が鳴り続けて健康被害が問題になっている風力発電所の現実を、教科書理論でしか物事を判断できない先生方は、はたして解っていらっしゃるのか疑問でございます。
↓太陽光発電…

再生可能エネルギー(太陽光等)というのは、多少でもエネルギーを齧った人からいたしますと、実にお笑いレベルでございます。
電力の自由化が始まった時に、多くの企業が太陽光発電や風力発電を投入しようと考えておりましたが、あまりにも採算性が悪すぎたために実用には耐えられませんでした。
時々、『太陽光発電の発電コストが原発などより安い』という数字が出たりしておりますが、あれはあくまで『補助金を含めたコスト』であり、補助金を除くととんでもなく割高で、しかも『気まぐれお天気』が相手では、電力の安定供給ができませんので、所詮は『裕福層の趣味レベル』にしかなり得ません。
勿論、こうしたエネルギー利用の研究を続ければ、いつか成果が出るかもしれませんが、何十年もやっていていまだに達成できていないので、現実的には厳しいと考えざるを得ません。
原発がダメ、火力もダメ、再生可能エネルギーもダメとなりますと、将来的には『メタンハイドレート』に期待をする以外にないのかもしれません。
しかし、シェールガス革命が起こり、天然ガスの埋蔵量が飛躍的に増えた時代に、温暖化ガス抑制の大風呂敷を広げてしまった我が国の行く末は…。
↓いっそのこと、ギャートルズの世界に戻ればいいじゃない…

ゼロからやり直すことも、悪いことではないんだって…
地球さんがね、さっきオレに言ってたよ…
泣きながら…ね。
by 桜川
節電…
この言葉、もうさすがに聞き飽きた感がございます。

昨日のこと…
東京電力に勤務する知人と共に食事をしていた時、その知人曰く…
『ピーク時以外は、電気をガンガン使ってもらわなければ困ります!』
電力会社とは、基本的には『電気を売ってナンボ』の会社でございます故、過剰な節電は経営を悪化させ、社員のリストラにも繋がってしまいますので大問題だと言うのです。
あれほど『節電!節電!』と大々的に訴えている企業の幹部たるお方が、『電気をガンガン使ってほしい』とは、実におかしな話でございます。
しかしながら、電気とは、作ること(発電・供給)は出来ましても、それを蓄電することができませんので、もったいない話ではございますが、余った電気は捨てる以外に方法がないというのが悲しい現状でございます。
今一番の課題は、電気の確保でございます。
果たして、今後は電気をどうやって確保するのでございましょうか。
↓火力発電…

まず、過去に原発を推進いたしましたのは、2度のオイルショックの経験から『輸入に依存しないエネルギー資源を確保する』という目的がございました。
ですから、火力発電を増やすというのは、一時的にはいた仕方ないといたしましても、これは明らかな後退でありますので、原発がダメとなりますれば早急に次の手を考えなくてはいけません。
それに、我が国の前総理が国連で『温暖化ガスの大幅削減』という大風呂敷を世界的に広げてしまっておりますので、火力発電の促進というのは基本的に難しいのでは…と、私は思います。
↓風力発電…

先日、ある大学の先生が、『風力発電を使えば原発は不要になる』とTV番組で主張しておりましたが、まったくもってナンセンス。
いったいどうやったらそんな計算ができるのか、私は不思議でなりません。
現在、東京電力が『ナンチャラ島』で行っております風力発電所の発電量は500Kw程度しかございませんが、福島第一原発の発電量は500万Kw以上でございました。
風力発電で福島第一原発分を補うためには、単純に計算いたしましても現在の施設が1万箇所必要になるのですが、いったいどこに設置するおつもりなのでございましょうか。
1日中同じ方向から風が吹き続ける場所は少なく、低周波が鳴り続けて健康被害が問題になっている風力発電所の現実を、教科書理論でしか物事を判断できない先生方は、はたして解っていらっしゃるのか疑問でございます。
↓太陽光発電…

再生可能エネルギー(太陽光等)というのは、多少でもエネルギーを齧った人からいたしますと、実にお笑いレベルでございます。
電力の自由化が始まった時に、多くの企業が太陽光発電や風力発電を投入しようと考えておりましたが、あまりにも採算性が悪すぎたために実用には耐えられませんでした。
時々、『太陽光発電の発電コストが原発などより安い』という数字が出たりしておりますが、あれはあくまで『補助金を含めたコスト』であり、補助金を除くととんでもなく割高で、しかも『気まぐれお天気』が相手では、電力の安定供給ができませんので、所詮は『裕福層の趣味レベル』にしかなり得ません。
勿論、こうしたエネルギー利用の研究を続ければ、いつか成果が出るかもしれませんが、何十年もやっていていまだに達成できていないので、現実的には厳しいと考えざるを得ません。
原発がダメ、火力もダメ、再生可能エネルギーもダメとなりますと、将来的には『メタンハイドレート』に期待をする以外にないのかもしれません。
しかし、シェールガス革命が起こり、天然ガスの埋蔵量が飛躍的に増えた時代に、温暖化ガス抑制の大風呂敷を広げてしまった我が国の行く末は…。
↓いっそのこと、ギャートルズの世界に戻ればいいじゃない…

ゼロからやり直すことも、悪いことではないんだって…
地球さんがね、さっきオレに言ってたよ…
泣きながら…ね。
by 桜川
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