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かえらなかった時計屋さん

【雑草ポエム 第662話】

大時計と年老いた男性を連想いたしますと、必然的に『大きな古時計』という名曲の切ないメロディーが頭の中に流れてきます。

不思議なものでございまして、年老いた男性…すなわち『おじいさん』と古時計というイメージはピタリと当てはまるのですが、『おばあさん』と古時計というものを、なぜか私にはイメージすることができません。

『男』とは、『田』んぼに『力』と書かれる通り、天から与えられた『力』で農作業(力仕事)をこなし、家族(女・子供)を外敵から守り、そして養うがために生を授かった生き物でございます。

力を振り絞って働いてこそ『男』であり、働けなくなったら『死』を意味すると申し上げても過言ではございません。

大きなノッポの古時計とは、まさに働き続ける男性自身であり、古くなった大時計が動かなくなった有り様は、役目を終えて死んでしまう男性(おじいさん)そのものでございます。

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時計とおじいさんに纏わる歌といたしまして、私の中で流れ続けるもう一つの名曲がございます。

それは、『かえらなかった時計屋さん』というタイトルでして、今から約35年ほど前に某番組で放送されていた懐かしい歌。

その当時は子供故に、何の気無しに聴き流しておりましたが、こうして歌詞を書き下し、改めてじっくり目を通してみますと、その時に感じ得なかった感動と哀しみが込み上げて参りました。

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『かえらなかった時計屋さん』 作詞:小橋洋司 作曲:かまやつひろし


町のはずれの時計屋さんは とってもやさしいおじいさん
町一番の働き者で 朝から晩まで時計の修理
ついでにおもちゃもなおしてくれる
パパがぼくらに教えてくれた おじいさん むかしは強くって
高いビルでもひとっ飛び 正義の味方だったのさ
だけど今ではノラ犬と かけっこしても負けちゃうよ


ある朝 大きなロボットが おじいさん探しにやってきて
むかしの勝負をつけようと お店の中で大暴れ
おじいさん ペコペコあやまった
とくいになった大きなロボット なかまをいっぱい呼んできて
わがもの顔で大騒ぎ おまわりさんも手が出ない
町のみんなの大ピンチ そこへおじいさん飛び出した


納屋から小さなカバンを出して メガネをはずしてマントをつけて
悪いロボットやっつけた 最後に大きなロボットと
一対一の大決闘だ
おじいさん 力をふり絞り あいての胸にしがみつき
そのまま遠くへ飛んでって 2度と帰ってこなかった
町に平和は戻ったけれど ぼくらのおもちゃは壊れたままさ
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私が覚えておりましたのは、3番の『おじいさん 力をふり絞り~♪』という部分からでしたが、これは同じ男性といたしまして、最期の大仕事を成し遂げようとする男気と、『おそらくそのまま死んだであろう…』と連想させるラストの歌詞に感動していたのではないか…と思っております。

高齢化が進み、これからは街に年寄りが溢れ返る時代になりますが、教えられることも多々あり、年寄りは大切な宝でございます。

こうした感動を与えるような歌が、現代の子供達の胸にも届く事を切に願っております。

子供達のオモチャが壊れたままにならないように…。

by 桜川

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山谷 首斬り 泪橋(其の三)

【雑草ポエム 第661話】

泪橋(交差点)から『延命寺』という名の付くお寺まで、約300m程歩く大きな直線道路がございます。

この道は、JR常磐線と東京メトロ日比谷線が交差する南千住駅の西側にある『旧日光街道』でございますが、これを『コツ通り』と呼ばれていることを存じている方は少ないと思います。

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荒川区教育委員会によりますと、延命寺が小塚原(こつかっぱら)処刑場跡地ということに伴いまして、その頭二文字をとって『コツ通り』となったという見解を示しているようですが、私は素直にそう思う事ができません。

なぜならば、泪橋を渡って処刑された重罪人の数は、延べ20万~30万人とも云われており、重罪人であるが故に亡骸は粗末に葬られ、当時は土から死体がはみ出るほど溢れかえり、数千の野鳥が屍をむさぼり、野犬がうろつく修羅場、地獄の光景だったそうでございます。

磔や斬首の刑に処され、この場に埋葬される死体の数は年に約1000体を数え、その220年間分ですから、想像を絶する厖大な量でございます。

磔、獄門の場合は三日晒の上、『取捨』(死体に土をかける)されましたが、これですと犬が掘り起こしますので、実際には1.2mほど掘り下げて埋葬していたとのことですが、それでも3~4年で一巡してしまいましたので、前の遺体の上に(浅く)埋めざるを得ませんでした。

やがて時代は変わり…
その地に鉄道網が敷かれるようになりますと、線路工事で掘り起こして出るのは、大量の骨とほんの少しばかりの土でございました。

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昭和30年代にも、 国鉄南千住駅の高架化と地下鉄日比谷線の開通、その工事の度ごとに大量の骨が掘出され、また、昭和40年代には、魔の踏切の立体交差、コツ通りの貨物線下トンネル化、道路の拡張化などで、また物凄い量の骨が出ます。

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道路拡張で回向院も境内を削られ、昭和49年改築現ビルが落成しますが、その際、削られた僅かな場所から樽詰の頭蓋骨が200ほど出ておりますし、更に平成10年からの常磐新線つくばエキスプレス工事は地下トンネルでしたから、出るわ出るわの大騒ぎ。

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荒川区の小塚原刑場跡地発掘調査速報によれば、約130㎡の現場から出た頭蓋骨は200点、四肢骨1700点であり、その中で棺や早桶に納められているものは無く、そのまま土に埋められている遺体ばかりだったそうでございます。

故に…、『コツ通り』の『コツ』とは人骨説であると、私は強く思っております。

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現在では考えられないような死刑制度…

名奉行、遠山金四郎の裁きで散った尊い命であるならともかく、理不尽極まりない悪しき裁きや、冤罪でありながら問答無用で首を斬られた無念の魂も多々あったはずでございます。

小塚原刑場…

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現在は『跡地』といたしまして『延命寺境内』となっており、入口に安置された『首切地蔵』(荒川区指定文化財)はこれら刑死者の菩提を弔うため、寛保元年(1741)に建立されたものでございます。

この巨大な地蔵尊像は、この地の存在の重みをそのまま背負ったかのように、ひっそりと佇んでいる。

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境内に入ってすぐの所に、小塚原刑場跡についての歴史が書かれた看板がございました。

内容は「磔の刑」や「打ち首獄門」が当たり前だった時代の頃のものであり、かなりエゲツナイ当時の話が記されておりますので、これは現地で目を通していただければと思います。



それにいたしましても…

吉原遊女の投げ込み寺(浄閑寺)、吉原大門(見返り柳)、泪橋交差点(山谷地区)、そして小塚原刑場(首切り地蔵・延命寺)という、言わば東京の…、人間の…、男と女の哀しき裏街道とも云うべきものが、僅か半径250mの範囲で囲まれているのはいったい何故でございましょうか。

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泪橋の交差点には、今日も男たちが遣って来ます。

逆に渡れぬ男たちが…

次から次へと遣って来ます。

by 桜川

山谷 首斬り 泪橋 (其の二)

【雑草ポエム 第660話】

日本一の『ドヤ街』として知られるのが山谷(さんや)地区であり、現在はこの山谷という地名はございません。

ドヤ街の入り口となる泪橋交差点から、明治通りを東に少し歩いたところに存在する『泪橋歩道橋』の上を歩きますと、そこに何故か『寝床』があるという、実にシュールな状況が提示されておりました。

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ドヤ街とは、いわゆる『日雇い労働者』が集まる場所で、彼ら専用の簡易宿泊所が軒を連ねており、これらは『人が住むようなところではない』という意味合いから、『宿(ヤド)』の反対の『ドヤ』と呼ばれるようになりました。

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この辺りの宿は一部屋三畳のスペースで、一泊2000円から2300円(食事無し)程度の料金設定となっており、これは東京都が決める生活保護の住居手当の上限が一日2300円ということから、そのような設定になっているのだそうでございます。

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この世に生を受けながらも、夢破れた『男たち』が肩を落とし、重い両足を引き摺りながら泪橋を超えて辿り着くという日暮れ街。

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しかし、彼らも生きるために日銭を求めて働かなくてはなりません。

早朝の泪橋交差点を訪れますと、出勤間際の労働者の群れを見る事が出来ますので、まだまだ山谷地区が日雇い労働者の寄せ場として機能している実態を感じることができます。

勿論、山谷で得られる仕事の多くは、土木建設関連の『ヨイトマケ』がメインであり、条件が折り合いますれば『よし、今日のメシにありつけた!』と、送迎用のマイクロバスに飛び乗る肉体労働者たち。

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大東京とは不思議なところ…

いまだ、古くから残る貧困と、それを見下ろすように建つ巨大なマンション…、まるで中国の北京のような光景でございます。

東京と北京との違いは…、そこに生きる人間の『明るい未来』なるものが、しっかりと見えているのか否か…というところにあるように思えてなりません。

昭和の時代から脈々と受け継がれる、東京の貧困の歴史…

21世紀に入りまして、そこに安い宿を求める『外国人旅行客』という、全く繋がりのない異文化がドヤ街に混入している状況におきまして、残念に思いますのは、その二つが決して混ざり合うことはないということでございます。

このドヤ街が、タイのカオサンロードのように『外国人の異文化を求めて、最先端の現地人が集まる場所』になるのか…、それとも『日本人の貧困の最先端として、東京のスラム』と化して行くのか…、私は考えてしまいました。

直ぐ近くに『玉姫公園』がございます。

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『あしたのジョー』で、丹下段平と矢吹丈が出会ったという、全国的に有名であるはずのこの公園は、隙間なくブルーシートで覆われた、ホームレスたちのハウス天国と化しておりました。

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ここは天下の大東京。
都心から、僅か10分足らずの哀しい現状でございます。

(其の三へ続く…)

by 桜川

雑草ポエム書籍化情報

ソフトカバーのデザインが決まりました!

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シンプル・イズ・ベスト

高原ビールでリフレッシュ♪

【雑草(ポエム)ららばい 第614話】

赤城の山も今夜限り…
生まれ故郷の国定の村や、縄張りを捨て、国(故郷)を捨て、可愛い子分のてめぇ達とも あっ別れ別れになるかどで(首途)だ~(by 国定忠治)

昨日、快晴の日曜日…
私は日頃の鬱憤を健康的に晴らすべく、国定忠治の言葉の通り、『心の向くまま 足の向くまま、あても果てしもねぇ旅に立つのだぁ~』と言うわけでございまして、赤城高原牧場 クローネンベルク(ドイツ村)へ行って参りました!

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↓高速道路をガンガン飛ばして来た甲斐あって、素晴らしい環境施設に大満足♪

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↓広~い園内にはシャトルバスが廻り、お年寄りでも無理なく楽しめます♪

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↓羊が放牧されており、1日2回のショータイムはお楽しみでございます♪

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↓羊毛刈りの実演ですが、羊の表情が可愛らしくて癒されます♪

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↓園内には沢山の小動物が放されており、すぐに友達になることができました♪

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↓おおっと、ゴーカート乗り場を発見し、思わず胸が躍ってしまう私です♪

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↓う~ん…、このヘアピンカーブはツッコミ甲斐がありそうだぜ!

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↓私は無理せず、トーマス号に乗ってリラックス♪(重そうだね)

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↓足こぎボートもゆったりと楽しめる、本当に素敵な環境でございます♪

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↓いよっ、待ってました~!のランチタイム♪

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↓ここに来たら、矢張り地ビールを飲まないわけにはいきませんぜ♪

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↓お店の名前はブルワリーパブ『ブルーメン』♪

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本場ドイツのビアホールを連想させる、地ビール工房併設のレストランでございます。

↓まずはほのかな甘みの『ミュンヘン』を注文♪

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↓つまみは2種類ハムの『プレッツェルセット』、ドイツ料理まいう~♪

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↓続くは辛みとキレの『ピルスナー』、泡ミクロンの喉越しがたまりません♪

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↓ついでにツマミも追加して、『ドイツ・ウインナーセット』で極楽 極楽~♪

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う~い…、本日も胃袋と肝臓は変わらず元気なようでございます。

午後は高原の心地良い風に顔を撫でられながら、芝生の上で大の字になって至福の昼寝でほろ酔いを醒まし、大自然に感謝をしながら現実世界(コンクリートジャングル)へ戻りました。


いよいよ明日からスカイツリー

高さばかりではなく、世界一の照明光線にご注目くださいませ。

『粋』に『雅』が燈ります。

by 桜川


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【久々にクイズを出します!】

今回私がブルーメンで食べました『プレッツェルセット』!

↓そのお値段を当ててください♪(いちばん下です)

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さて、いったい いくらだったのでしょうか?

正解者には、(希望者のみ)ささやかながら記念品をお送りさせていただきます。

どしどしお答えくださいませ♪
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プロフィール

桜川 久慶

Author:桜川 久慶
雑草ポエム、書籍化することができました。

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